特進コース

好きなことを続けながら、将来の夢への道が見える場所

2022年度入学齊藤 夢奈さん

中学時代から力を入れていたハンドベルと、将来、化学に関わる仕事を目指すために桜花学園の特進コースを選んだ齊藤さん。好きなことを続けながら将来の夢に向けて歩む彼女に、学業と部活の両立について伺いました。

コース 特進コース
部活・活動 ハンドベル部
入学 2022年4月

ハンドベルと勉強。好きなことを続けられる環境がそろっていた

中学生の頃からやっていたハンドベルを続けたいと思って、ハンドベル部がある高校を探していました。桜花学園では2021年4月にできたばかりでまだ新しく、少し不安もあったんですが、ハンドベルを通じて友達や先輩たちとも仲良くなれたし、みんなで一緒に演奏できて、入ってすごくよかったなと思っています。

特進コースを選んだのは、理系の大学に行きたいなら特進が良いと勧められたからです。中学生の頃から化学が好きで、さまざまな物質を使って新しい何かを生み出していけるのが本当に面白くて楽しいんです。なので、とにかくたくさん研究がしたい。将来は大学院まで進学して、化学系の研究職に就きたいと思っています。

一人ではできない楽器だからこそ学べる、チームワークの大切さ

ハンドベルは、一人では絶対に演奏できない楽器です。私たちは15名で50個前後のベルを使いますが、一つひとつ大きさも音も違います。だからこそ、協力することがとても大切です。演奏する曲をみんなで選び、練習して、曲をつくり上げていく。その流れがとても楽しいし、みんなとも仲良くなれるところがいいなって思っています。部活は週に1度の活動がメインですが、自宅で楽譜を確認するなどの時間も大切にしています。

ハンドベルは大会とかはないんですが、学校で開催するコンサートや公共施設などに呼んでいただいて演奏する機会があります。1年でだいたい6回くらい。クリスマス期間は演奏する機会が多くて、去年は名古屋駅ゲートタワーイベントスペースで「ジングルベル」など8曲を演奏しました。たくさんの人が来てくれて、「こんなにキレイな音なんだね」「みんなで演奏しててすごいね」というあたたかい言葉をもらいました。緊張したけど、みんなと演奏できて楽しかったです。

一緒に頑張れる友達の存在が、勉強と部活の両立の原動力に

女子高に対して怖いイメージがあるかもしれないけど、実際は全然違います。女子高だからこそ、何でも話せる。入学してからは、クラスメイトのみんなが積極的に声をかけてくれたおかげで、すぐに仲良くなれました。

正直なところ、学業と部活動のバランスを取るのは大変です。でも、遅れを取りたくないので、勉強をしない日を1日も作らないようにしています。たとえば、数学なら1日1問は必ず解くといった感じです。わからないことがあれば友達と助け合いながら勉強できるし、補習も充実していて先生方もわかるまで教えてくれるので、いつでも気軽に質問できます。

ハンドベルに打ち込みながら、勉強や将来の道にもしっかり向き合える。勉強も部活も、どちらも頑張れているのは、支えてくれる環境があるから。これからも、学校生活を楽しみたいと思っています。