国際キャリアコース

留学も部活のダンスも課外活動も。すべてのチャレンジが私を広げてくれた

2021年度入学シーブリッジ 来亜さん

ダンス部やターム留学、国際キャリアコースでのコーヒープロジェクト参加など、多岐にわたる活動で自らの可能性を広げている新3年生。チャレンジが止まらない彼女の想いを伺いました。

コース 国際キャリアコース
部活・活動 ダンス部 副部長/ターム留学、コーヒープロジェクト
入学 2021年4月

様々な活動に参加することで、成長を実感

シーブリッジさんは、様々なことにチャレンジされていると伺いました。どのような活動をされてきたのでしょうか?

部活はダンス部に所属していて、副部長をやらせてもらっています。昨年は、コーヒープロジェクトへの参加したのと、オーストラリアに留学しました。最近は、ウクライナや地震のあったトルコ、シリアへの募金活動も始めています。

幅広いですね。そのように活動する理由は何ですか?

とにかく楽しいからです!義務とか一切感じてなくて、純粋に楽しいからやっています。もともと、いろんな人に関わったり話したりするのが好きだし、誰かに喜んでもらえるのも、楽しんでもらえるのも、すごくやりがいを感じます。

様々な活動をしてみて、どのようなことを得られましたか?

ダンス部では、練習内容やダンスの内容、衣装、曲などを全て自分たちで決めていて、それぞれに役割があります。私は2年生のときから副部長をやらせてもらってるんですが、全体を見る力がついて、成長したんじゃないかなって思っています。ダンス自体は筋トレも必要だし練習も大変だけど、大好きな仲間がいるし、自分を全身を使って表現できるのも好きなので、毎日楽しいです。

「コーヒープロジェクト」では、「母子の健康を支援する」をテーマに、タンザニアの豆を使ったフェアトレード・コーヒーをプロデュースしました。豆を生産している地域では、乳幼児死亡率が高かった過去があって、その死亡率を下げるために、フェアトレードの売上の一部を妊婦さんをケアする施設などに充ててるんです。なので、パッケージのデザインには、赤ちゃんとコウノトリを描きました。あと、完成したコーヒーは、SDGsEXPOというイベントで販売したんですが、他の学校や団体の人たちの活動を知ったり、交流を持ったりできたので、すごく貴重な経験でした。

オーストラリア留学で、やりたいことが明確になった

様々な活動をされてきたシーブリッジさんですが、特にオーストラリア留学がひとつの転機になったそうですね。留学しようと思ったきっかけを教えてください。

私の父がイギリス人なので、子どもの頃から英語や海外の文化がすごく好きだったんです。中学生、高校生になってもそれは変わらず、どんどん興味が増していって。それに、私、自分から何かを伝えようと思っても、どう思われるのかが怖くて伝えるのをやめちゃうことがあったんです。そういうところを変えたいなって思ってました。

自分を変えるために、全く環境の異なる場所へ飛び込んだのですね。実際に行ってみて、どんなことを感じましたか?

何事も恐れずにチャレンジすることが、すごく大事だなと思いました。最初は、言語も違うし、文化もパーソナリティもそれぞれ違うから、慣れなかったんです…。でも、失敗が怖くて何もしないでいると、何も変わらないし、人生おもしろくないなって思って!自分から何かを発信することって、すごく大事だなと痛感しました。それは、英語に限らずどんな言語でも同じなんです。留学したことでコミュニケーション力が伸びて、すごく積極的になったと思います。

今、募金活動に取り組んでいるんですが、これも自分から学校に提案して実現したものなんです。留学やこれまでの学校生活で培ったことを積み上げたことをふり返ったときに「やっぱり自分から行動起こしてやらないと」って思いました。

これまでの経験が、現在の活動に繋がるわけですね。これからは、どんな自分になりたいと考えていますか?

もともと“漠然とした憧れ”でフライトアテンダントになりたかったんですけど、色々な活動を通して、もっとやりたいことがあるんじゃないかって思うようになって。今は、ユニセフなどの国際協力団体に所属して、発展途上国の子どもたちを助けたいっていう思いが1番強いです。なので、進学は日本だけじゃなくて、海外の大学も考えています。

個性を尊重できる文化があるから、自分らしい将来の可能性が広がる

国際キャリアコースについて教えてください。どんな学生さんがいらっしゃいますか?

見た目でいうと、清楚な子が多いです。でも内面は、みんな「素の中の素」をどんどん出してるって感じです。「この子、こういう子だったんだ!」っていうこともあるし、面白い子もたくさんいます。ちょっとした意見の食い違いなどはあるけど、本音でちゃんと話し合える仲間なので、派閥に分かれて雰囲気が悪くなるなんてことはないです。国際キャリアコースはクラスが1つで、1年生から同じメンバーなので、なんか、仲が深まってますね。長く一緒にいるから、安心感みたいなものがあるんじゃないかな。

国際キャリアコースは、3年前に新たな形でスタートしました。学校全体も今後さらに変化していくと思いますが、シーブリッジさん自身は学校に対してどのように感じていますか?

私自身、変わることができたのは、「開放的な空間」と「選択肢」があったからだと思っています。私、エスパス・ソフィアがすごく好きで。開放的な空間で勉強ができるのが好きなんです。それに、親身に相談にのってくれる先生がいて、クラスの仲間がいて。毎日すごく充実しています。

あとは、「個性を尊重する文化」があります。2年生のコース選択では5つの中から選べるし、他のコースも含めていろんな機会がたくさんあるから、その分チャレンジすることができるんです。国際キャリアコースでいうと、国際交流の機会がたくさんあります。

もしかしたら、ワイワイ騒いで楽しみたいっていう子にはあまり合わないかもしれないです。やりたいことに集中して取り組みたい、今はなくても見つけたいって思ってる子が集まってくる学校だと思います。ここにいたら、まわりを気にせず、自分らしい将来の可能性が広がるんじゃないかなって思います。

ダンス部やターム留学、国際キャリアコースでのコーヒープロジェクト参加など、多岐にわたる活動で自らの可能性を広げている新3年生。チャレンジが止まらない彼女の想いを伺いました。